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「桃太郎神社って犬山にあるの?岡山じゃないの?」と検索したあなた、その疑問はもっともです。じつは愛知県犬山市の木曽川沿岸にも、れっきとした桃太郎伝説が伝わっており、それを御祭神として祀る神社が存在します。境内にはカラフルなコンクリート像が約20体も並び、SNSで話題を集め続けているユニークなスポットです。

この記事では、桃太郎神社の歴史・見どころ・境内の楽しみ方から、隣接する桃太郎公園や老舗レストランまで、子連れファミリーが一日たっぷり楽しめる情報をまとめました。訪問前にぜひ読んでおいてください。

桃太郎神社(犬山)とはどんな神社?歴史と伝説をおさらい

桃太郎神社が現在の場所に鎮座したのは昭和5年(1930年)のことです。御祭神は「大神実命(おおかむづみのみこと)」で、桃の実を神格化した神様とされています。犬山市の木曽川沿岸には「桃太郎誕生の地」伝説があり、鬼退治をした桃太郎はこの大神実命が人間に姿を変えたものだと伝えられています。

神社の奥にそびえる「桃山」は、桃太郎が最後に姿を隠した場所と伝えられており、太古からご神体として地域の信仰を集めてきた場所です。また、犬山城から鬼門(北東)の方角の延長上、木曽川上流約3.3kmという位置に神社があり、古来より犬山を守護する役割を担っていたと考えられています。毎年5月5日のこどもの日には「桃太郎まつり」が開かれ、野口雨情作詞とも伝わる「桃太郎音頭」が披露される桃太郎おどりが行われます。

桃太郎神社の最大の見どころ|浅野祥雲のコンクリート像約20体

桃太郎神社を語るうえで外せないのが、境内に立ち並ぶコンクリート彫刻の数々です。境内入口ではカラフルに彩色された犬・サル・キジが出迎えてくれます。さらに桃から勢いよく飛び出す桃太郎や涙をながす鬼など、約20体のコンクリート像が設置されており、桃太郎の物語を実感できます。これらはコンクリート群像作家として知られる浅野祥雲による作品で、愛知県日進市の五色園や岐阜県関ヶ原町の関ヶ原ウォーランドと並んで「浅野祥雲作品の三大聖地」とも呼ばれています。

子どもが喜ぶポイントは、鬼が「悪運はサル 凶のおみくじはこのサルに食べさせて下さい」と書かれた猿の像です。実際におみくじが口の中に入っていることもあり、ユーモラスな体験ができます。SNSで若い世代や外国人観光客にも人気が高く、各像の前で記念撮影をしながら境内を一周するだけで30分ほど楽しめます。昼間はカラフルで楽しげな雰囲気ですが、訪れた人のクチコミによると夜はまた違った迫力があるとのことで、昼間の参拝がファミリーにはおすすめです。

全国的にも珍しい「桃型鳥居」と境内のご利益スポット

桃太郎神社の象徴といえば、ピンク色に彩られた桃型の鳥居です。全国的にも稀なこの鳥居には「悪は去る(猿)、病は居ぬ(犬)、災いは来じ(雉)」という御利益があるとされており、鳥居をくぐること自体が参拝の一つのハイライトになっています。

境内には「桃くぐり」という体験スポットもあります。岩の中をくぐれば百歳まで長生きするという言い伝えがあり、子どもから大人まで楽しみながら長寿祈願ができます。また、一の鳥居をくぐったところにはおばあさんの足跡が付いたという「洗濯岩」があり、木曽川沿いの伝説を身近に感じられます。ご利益は子授かり・安産・こどもの発育・災除け・長寿・七五三詣りと幅広く、地元では子どもの健康を祈る神社として長く崇敬されています。七五三のご祈祷は例年9月下旬から12月中旬まで完全予約制で受け付けており、ご祈祷のみ7,000円、桃太郎の貸衣裳付きプランは10,000円となっています。

宝物館と御朱印|参拝をさらに深める楽しみ方

境内には宝物館があり、きびだんごを作ったとされる臼や杵、火事で焼失してしまった鬼のミイラの写真などの資料が展示されています。入館料は大人200円・小人100円(情報はH30年5月時点のため、訪問前に要確認)と手頃な価格で、桃太郎伝説の世界観をより深く知ることができます。鬼の金棒など迫力ある展示物もあり、子どもの自由研究のネタにもなりそうです。

御朱印は拝殿近くの授与所でいただけます。御朱印の中央下には桃型の鳥居と犬・猿・雉が描かれた朱印が押されており、桃太郎神社らしいデザインになっています。御朱印帳(御朱印代込み・大判サイズ2,000円)も授与されており、御朱印集めを楽しむ方にもおすすめです。また「犬山七福めぐり」の御朱印もここで授かることができ、ご利益印は「子供の守神」とされています。

隣接する桃太郎公園とレストラン桃太郎|ランチもセットで楽しもう

神社の周辺は桃太郎公園として整備されており、飛騨木曽川国定公園内に位置する自然豊かな観光地です。春は桜、秋はモミジとイチョウのコントラストで有名な名所で、キャンプやBBQができる芝生広場(栗栖園地)もあります。参拝後に川沿いを散策したり、子どもを広場で遊ばせたりしながらゆっくり過ごせます。秋にはかかしコンクールが開催されることもあり、季節ごとに異なる楽しみがあります。

公園内中心に位置するレストラン桃太郎は、100年以上前に「おみやげ店 犬山物産」として創業した地元の老舗です。犬山名物の「でんがく料理」が看板メニューで、50年以上続く自家製の秘伝の味噌だれを使用した伝統の味が楽しめます。このあたりの名物「木の芽田楽」(豆腐の味噌田楽)や菜飯、名古屋名物の味噌カツ定食も提供しており、参拝後の腹ごしらえに最適です。50名までの団体予約にも対応し、車椅子のままお食事できるバリアフリー対応も行っています。

アクセスと基本情報|車でのアクセスがおすすめ

桃太郎神社への最寄り駅は名鉄犬山線「犬山遊園駅」で、そこからタクシーで約5〜10分の距離です。徒歩の場合は30分以上かかり、木曽川沿いの道は「左は川、右は崖」という道が続くため、ファミリーでの訪問には車かタクシーの利用が現実的です。車の場合は名神高速道路「小牧IC」より約30分、または中央道「小牧東IC」から県道49・尾張パークウェイ・県道185経由で犬山方面へ約20分です。

駐車場は大型観光バスも駐められる200台規模の無料駐車場が用意されているため、遠方からのドライブ参拝も安心です。開館時間は10:00〜16:00(最新情報は訪問前に要確認)。住所は愛知県犬山市栗栖大平853(桃太郎公園内)です。

項目 内容
住所 愛知県犬山市栗栖大平853(桃太郎公園内)
営業時間 10:00〜16:00(要確認)
宝物館入館料 大人200円・小人100円(要確認)
駐車場 200台・無料(大型観光バス可)
電車アクセス 名鉄「犬山遊園駅」よりタクシー約5〜10分
車アクセス 名神高速「小牧IC」より約30分

地図が表示されない場合は、住所で検索してください。

まとめ|犬山の桃太郎神社は子連れファミリーにおすすめの一日コース

桃太郎神社 犬山は、桃型鳥居・浅野祥雲のコンクリート像・宝物館・桃くぐりと、境内だけで十分に楽しめる個性的な神社です。子授かり・安産・こどもの発育といったご利益があり、子連れファミリーの参拝にぴったりのスポットです。隣接する桃太郎公園の芝生広場で遊び、老舗のレストラン桃太郎で木の芽田楽をいただく、というコースで半日〜一日充実した時間を過ごせます。犬山城下町や寂光院と組み合わせたドライブプランとしても相性が抜群です。春の花見シーズンや秋の紅葉シーズンは特ににぎわうため、その時期に合わせて訪問すると景色と参拝の両方を一度に楽しめます。

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